【しなやかな心で強くなる!
失敗や挫折を糧に成長につなげる回復力】
レジリエンス、この言葉はこのところメンタルヘルスとビジネスの両分野において
トピックになりつつあります。
Weblio辞書によると
“「レジリエンス」(resilience)は、一般的に「復元力、回復力、弾力」などと訳される言葉で
近年は特に「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」という心理学的な
意味で使われるケースが増えています。さらにレジリエンスの概念は個人から企業や行政などの組織・システムにいたるまで社会のあらゆるレベルにおいて備えておくべきリスク対応能力・危機管理能力としても注目を集めています。”とされています。
もともとこの概念は、1970年代に、“逆境を乗り越える力”として
ホロコーストを生き延びた孤児たちを研究する中で着目されたらしいのですが
個人や組織(企業や国家)が直面する昨今のストレス社会
あるいはグローバルな競争環境において、再び注目を集めているようです。
近年、マスコミで「レジリエンス」が取り上げられたケースとしては
今年4月17日のNHKクローズアップ現代(webでダイジェスト版が視聴可能です)にて
「“折れない心”の育て方」と題して放送されましたし
出版分野では、『ワーク・シフト』で2013年度ビジネス書大賞を受賞した
リンダ・グラットンの新著『未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ』が
この8月に出版されました。
また、2013年冬のダボス会議にて特別レポートとして提出された
「グローバル・リスクに対する国家的レジリエンス(強靱性)の構築」では
日本のリスク対応能力には大いに改善の余地があることが指摘されています。
このように、組織を構成する個々人には“簡単には折れない、しなやかで強い心を持つこと”が
また、個人の集合体としての企業や国には“リスクに対応できる強靭さを備えること”が
求められる時代になってきたようです。

